診療時間(受付は8:15から)月〜土

午前9:00〜12:00
午後2:00〜6:00

〒983-0835

宮城県仙台市宮城野区大梶15-27

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令和5年度 病院指標

DPC R5

HOME 入院について 入院案内 DPCデータ令和5年度

令和5年度 中嶋 病院情報の公表

病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養2セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 - 32 32 36 83 131 202 435 854 623
当院は地域のかかりつけ医として慢性疾患での定期的な診察、乳腺外来やもの忘れ外来等の専門外来、訪問診療を行っております。
2024年5月には日本頭痛学会認定専門医・指導医による頭痛外来も新たに始まりました。さらに、救急告示病院として夜間・休日を含め24時間365日救急患者さんの受け入れも担っております。
近隣のクリニックや高度急性期病院との連携を図りながら日々診療を行っております。
入院治療では一般内科、外科・整形外科の手術をはじめとした急性期医療からリハビリテーションを中心とした回復期まで患者さんのニーズに合わせた医療の提供を行っております。
康陽会グループとしては、患者さんが住み慣れた環境で安心した生活を送れるよう医療のみならず、介護・健康をサポートできる体制を整えております。

※病院指標はDPCデータを用いた集計のため、労災・交通事故事件等健康保険で入院された患者さんは含まれません。
 令和5年度は年間退院患者数のうち、約3%の患者さんが労災・自賠等で入院しております。

*-(ハイフン)は患者数が10未満を表しております。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 113 17.02 13.52 11.50% 83.42
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術・処置なし 61 23.30 20.60 18.03% 87.72
050130xx9900x0 心不全 手術・処置なし 52 17.29 17.38 1.92% 89.40
0400800499x01 細菌性肺炎等(市中肺炎以外かつ75歳以上)手術・処置なし 47 22.94 21.51 25.53% 88.26
100380xxxxxxxx 脱水症 46 15.09 10.60 21.74% 82.07
昨年度同様、上位を占める5疾患はいずれも高齢者に多い疾患で平均年齢は80歳以上となっています。食事摂取が困難であり長期療養が必要な患者さんは療養型病院へ転院することがあるため、その中でも肺炎や脱水症の転院率は高くなっております。
肺炎は細菌性肺炎と誤嚥性肺炎の2つに分類されます。
細菌性肺炎:(市中肺炎以外)の施設入所者、介護を必要とされる75歳以上の方に起こる肺炎
誤嚥性肺炎:誤嚥したことにより起こる肺炎
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠経ヘルニア(15歳以上)手術あり 18 5.50 4.55 0.00% 68.83
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置なし 14 12.50 12.88 0.00% 73.43
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術・処置なし 10 12.10 8.95 20.00% 76.20
060340xx99x0xx 胆管(肝内外)結石、胆管炎 手術・処置なし 10 11.10 9.55 10.00% 87.6
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術 手術あり - - 6.87 - -
鼠経ヘルニアや胆管結石、胆管炎といった消化器疾患の他、蜂巣炎といった皮膚感染の疾患が上位を占めております。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 手術あり 689 34.75 25.50 13.35% 84.19
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 118 4.14 4.76 0.00% 63.59
160690xx99xxxx 胸椎・腰椎の骨折損傷 手術なし 85 18.35 19.34 22.35% 81.01
160850xx01xxxx 足関節・足部の骨折 手術あり 38 16.26 18.32 18.42% 60.66
160980xx99x0xx 骨盤損傷 手術・処置なし 37 14.46 19.27 40.54% 84.49
当院症例数トップの大腿骨近位部骨折は高齢者に多い骨折のひとつです。ここ数年、患者が増加しており、高齢者の転倒による骨折の救急搬送の増加や、他院からの紹介患者の受け入れにも力を入れているため患者数の増加につながりました。
当院では大腿骨骨折をはじめ対象疾患に該当し在宅復帰を目指す患者さんは回復期リハビリテーション病棟での集中的なリハビリテーションを受けることができます。そのため全国平均と比べ当院の在院日数が長くなっておりますが、充実したリハビリテーションの提供と多職種が連携を図り退院支援を行っております。
各疾患の転院率が高くなっているのは、当院での急性期病棟での治療後に、ご自宅近くの病院でリハビリテーションを継続するためです。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - - - 1 8
大腸癌 - - - - - - 1 8
乳癌 - - - - - - 1 8
肺癌 - - - - - - 1 8
肝癌 - - - - - - 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
この指標は、がん毎に決められたステージ分類を用いた集計となっています。
・初発:当院において当該腫瘍の診断または初回治療を行った場合
・再発:当院・他院において初回治療を終えた後、転移性がんの治療や二次治療(抗がん剤治療等)を行った場合
当院では初回の外科的治療のみならず、化学療法を開始するためのポート造設や化学療法による副作用での入院管理も行っております。

*-(ハイフン)は患者数が10未満を表しております。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 20 12.55 82.40
重症 - - -
超重症 - - -
不明 - - -
市中肺炎とは、通常の社会生活を送っている方に起こる肺炎のことを指しています。
成人市中肺炎は年齢や検査数値等5つの項目からなるADROP分類が用いられています。
〈重症度と点数〉 軽症:0点 中等症:1~2点 重症:3点 超重症:4~5点
当院では、施設入所者や75歳以上の介護が必要な方が発症する肺炎が多くを占めているため市中肺炎患者さんは減少傾向にあります。

*-(ハイフン)は患者数が10未満を表しております
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 22 20.95 86.82 0.00%
その他 53 48.53 76.06 6.67%
この指標では脳梗塞発症より3日以内の急性期の患者さんとその他の患者さんに分類されており、当院でもそれぞれ特徴があります。
・3日以内:発症後すぐに当院受診・入院する方(脳梗塞の重症度、専門的な治療が必要な場合は高度急性期病院へ転院する場合があります)
・その他:高度急性期病院での治療後、リハビリテーション目的に入院する方
脳血管疾患は回復期リハビリテーション病棟対象疾患であり、在宅復帰を目指す患者さんは充実したリハビリテーションを受けることができます。歩行訓練・筋力訓練の他にも言葉を理解する、話す、読む等の言語療法、嚥下に問題がある場合には摂食機能療法と個別に患者さんに合わせた訓練を実施しております。回復期リハビリテーション病棟では平日・休日ともに常時15名以上のスタッフが勤務しており、365日リハビリテーションを受けることができます。
また脳梗塞発症以前より普通自動車免許を所有しており、日常生活が自立している方を対象に自動車教習所と連携し自動車運転支援も行っております。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 直径2cm未満 18 0.06 1.06 0.00% 67.33
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) - - - - -
K0811 人工骨頭挿入術(股) - - - - -
K0871 断端形成術 (骨形成を要する)(指) - - - - -
K6552 胃切除術 (悪性腫瘍手術) - - - - -
内視鏡的大腸ポリープ切除術は大腸カメラ検査にてポリープが見つかり、切除が必要な患者さんに対して外来で計画を立てます。入院当日に手術を行い、術後経過観察目的のために1泊2日の短期入院で可能な手術です。
3~5位の手術については外科や整形外科で行っておりますが、術後内科的な管理が必要になる場合があります。
当院では各診療科との連携を図り診療を行っています。

*-(ハイフン)は患者数が10未満を表しております。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 ヘルニア手術 鼠径ヘルニア 16 0.75 3.75 0.00% 71.88
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 12 0.83 5.08 0.00% 68.92
K7193 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) 10 5.80 20.80 20.00% 82.10
K7402 直腸切除・切断術(低位前方切除術) - - - - -
K718-22 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴うもの) - - - - -
1位は鼠径ヘルニア手術となっていて、入院から約5日程度で退院可能です。
胆嚢摘出術、虫垂切除術は腹腔鏡を用いることで侵襲が少なく、入院期間はいずれも1週間以内となっております。
結腸切除術と直腸切除術は、大腸がんの患者に対して行う開腹手術のことです。術後には、リハビリテーションが介入し廃用の予防に努めております。


*-(ハイフン)は患者数が10未満を表しております。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 376 3.42 29.22 16.76% 85.34
K0811 人工骨頭挿入術 肩、股 350 3.64 30.79 11.43% 82.29
K0462 骨折観血的手術 前腕、下腿 112 2.43 7.90 11.61% 63.01
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕、下腿) 90 0.99 1.24 0.00% 57.53
K0463 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、指、足 50 1.78 12.86 4.00% 60.64
骨折観血的手術とは折れた骨を元の位置に戻し、髄内釘やプレートで固定する手術であり当院で最も多く行われている手術です。
人工骨頭挿入術とは大腿骨の骨頭を切除し、人工物(金属)に入れ替える手術です。
大腿骨近位部骨折は骨の折れ方・状態により骨折観血的手術若しくは人工骨頭挿入術が行われます。
前腕骨折は高齢者だけでなく、子どもや比較的若い患者さんも多くなっています。骨折観血的手術より半年~1年後に入れたプレートを抜く手術も行っているため、骨内異物除去術の件数も多くなっております。
入院早期よりリハビリテーションを開始し、入院前の生活に戻れるよう患者さん毎に目標を設定しADL向上を目指しています。
必要な患者さんには退院後外来リハビリテーションも行っています。
令和4年度より、FLS(骨折リエゾンチーム)を立ち上げて、二次性骨折予防を多職種で連携して取り組んでいます。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 - -
異なる - -
当院では基礎疾患が重症化しておこる敗血症や術後の合併症として起こる創部感染症等について予防に努めております。
DIC(播種性血管内凝固症候群)、敗血症、手術・処置等の合併症の発生率はいずれも0.2%以下となっております。

*-(ハイフン)は患者数が10未満を表しております。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
798 712 89.22%
肺塞栓症とは、主に下肢の静脈内で血液の固まりが生じ、それが歩行などによって浮遊し、肺の動脈に詰まる病気です。腹部・骨盤部の病気や下肢の骨折、長期臥床により生じやすくなります。
当院では肺血栓塞栓症・深部静脈血栓症の予防ガイドラインに基づいて、疾患や手術の種類、個人の体格などによって、静脈血栓症のリスクを評価し、それに見合った予防を行っております。肺塞栓症・静脈血栓症の予防としては、早期離床、弾性ストッキングの着用、間欠的空気圧迫法、下大静脈フィルターの留置、また手術中・術後の血栓塞栓症の予防のためヘパリン投与の取り組みを行い予防に努めております。
また、術前に検査を施行して、肺血栓症・静脈血栓症の早期発見に努めております。

リスクレベルが「中」以上の手術とは、
60歳以上、あるいは危険因子のある非大手術
40歳以上、あるいは危険因子がある大手術のことを指します。大手術の厳密な定義はありませんが、すべての腹部手術あるいはその他の45分以上要する手術を基本としています。
当院での対象の手術は、骨折観血的手術、人工骨頭挿入術、腹腔鏡下胆嚢摘出術、結腸切除術等が該当しています。
血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
12 7 58.33%
血液培養とは、本来無菌である患者さんの血液から、血液中の細菌の有無や菌の種類を確認し、発熱の原因を探す検査のことを指します。
血液培養検査は1セットのみ場合の偽陽性による過剰治療を防ぐため、2セットで行うことが推奨されています。
当院では、肺炎、尿路感染、腎盂腎炎、胆管炎等の患者さんへ実施しています。

広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
350 29 8.29%
広域スペクトル抗菌薬とは、広い範囲の菌に効果がある抗菌薬のことを指します。
広域スペクトル抗菌薬を使用し続けると、耐性菌が増えてしまいます。
適正に使用するために、細菌培養を行いどのような細菌が原因あるのかを調べます。
当院で実施している患者さんの半数は、肺炎、尿路感染の方で占めております。
更新履歴
2024/9/30 
令和5年度 病院指標 新規掲載

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