多職種専門分野をチームで発揮 チーム活動(NST、FLS) Team Activity HOME ‣ 当院について ‣ チーム活動(NST、FLS) NSTとは Nutrition Support Team(栄養サポートチーム)の略。 栄養不良による病気回復の遅れや感染症リスクの増大、寝たきり等を防止する為、患者様の栄養状態をサポートする院内活動です。当院では、入院患者様に対し栄養評価を行い、栄養管理が必要と考えられる患者様に関して医師・看護師・薬剤師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・臨床検査技師・管理栄養士等によって構成されるメンバーで週3回の回診を行っています。回診(ラウンド)ではそれぞれの職種から意見を出し合い、栄養療法について主治医に提言を行っています。 栄養状態の改善は何故必要なのでしょうか? 栄養状態が悪化すると、全身の筋力が低下して寝たきりになったり、創傷治癒の遅延、免疫能の低下等のリスクを伴い、入院期間の延長を招きます。栄養管理は医療の基本です! NST活動の様子 当院では、2008年6月より院内ネットワークを活用したNST活動を開始しました。入院時に患者様の身長、体重、血液データ、身体機能、状態によるスクリーニングを実施し、栄養不良の有無を調べます。 毎週木曜日、メンバーによるラウンドを行い栄養療法に関して主治医に提言しています。 当院では、2008年6月より院内ネットワークを活用したNST活動を開始しました。入院時に患者様の身長、体重、血液データ、身体機能、状態によるスクリーニングを実施し、栄養不良の有無を調べます。 毎週木曜日、メンバーによるラウンドを行い栄養療法に関して主治医に提言しています。 患者さんの栄養状態の正しい把握 正しい輸液・栄養管理 必要カロリーに基づいた栄養管理計画 経静脈栄養と経腸栄養の適応 チーム活動 NST活動をよりスムーズに行う為、45名のメンバーを、下記5チームに編成し、回診(ラウンド)以外にも各チームの活動を行っています。 NST活動を構成する5つのチーム ■ 情報管理チーム ○院内向け情報誌の作成 を行っています ■ 病院食改善チーム ○患者様の食事アンケートから食事の改善点などを提案○新しい食事内容の検討 ■ 学術企画チーム ○勉強会の企画○研究会・学会活動の支援 ■ 口腔チーム ○週1回口腔に関する問題(口腔ケア・摂食・嚥下等)を抱える患者様のラウンド。当院にはSTが5名おり、必要に応じて、介入し、摂食・嚥下訓練を行っています。 ■ 胃瘻管理チーム ○経鼻・胃瘻の方の栄養・状態管理を目的とした週1回のラウンド○栄養剤の変更や、栄養剤の投与速度について提言しています。 当院のNST活動 2007年4月 NST稼働 2009年4月1日 JSPEN(日本静脈経腸栄養学会)のNST稼働施設に認定 2009年9月1日 JCNT(日本栄養療法推進協議会)のNST稼働施設に認定 2010年4月 NST加算施設(専従の管理栄養士を配置) JSPEN認定のNST専門療法士(現在7名が取得) FLS(骨粗しょう症リエゾンチーム) 当院では、年間3000件を超える救急搬送の患者様の受け入れをしています。大腿骨や背骨・手関節の骨折が非常に多く、再骨折で搬送される方もいらっしゃいます。骨粗しょう症による骨折は繰り返す事も多いので、患者様自身にも骨粗しょう症に対する知識や治療の必要性を理解して頂くことが重要と感じ、2022年に骨粗しょう症リエゾンチームを立ち上げ活動を開始しています。チームメンバーとしては、医師・看護師・放射線技師・臨床検査技師・薬剤師・栄養士・リハビリ・相談員で構成されており、多職種で話合いを重ね取り組んでいます。 主な活動としては、大腿骨近位部骨折の患者様を対象に、治療薬についてや食事・運動などの生活面での注意点の説明を行っています。説明には、当院で作成した骨粗しょう症ガイドブックを使用しております。 骨粗しょう症ガイドブックはこちら 再骨折を防ぐことで、住み慣れた地域でこれまで以上に元気に過ごせるように今後も活動を継続していきたいと考えています。 チーム活動(NST、FLS) Team Activity NSTとは チーム活動 当院のNST活動 FLS(骨粗しょう症リエゾンチーム)